季節行事

【2023-2024】年賀状はいつから出せる?歴史も紹介

藤村さき
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謹賀新年

 11月も終わりに近づいてくると、そろそろ年賀状の準備しなくっちゃって思います。コロナ禍もあいまって、年賀状をとおして年に一回だけの文通状態、なんて方も多いんじゃないでしょうか?

 そんな年賀状について、いつから出せるのかと、年賀状の歴史について調べてみました。

年賀状の受付開始は例年12月15日から

 郵便局では例年、12月15日から年賀状の受付けを開始しています。年賀状の販売は11月1日から開始で、1月10日頃まで買うことができます。

2023年も例年と同じ

 2023年も同じく、12月15日(金)からとなっています。これより前に出してしまうと、年内に届いてしまう可能性があるので気を付けましょう。

年賀状は12月25日までに投函しよう

 ではいつまでに出したらいいかというと、12月25日のポストの最終集荷までに出すのがおすすめです。25日までに出しておくと、元日に届けてくれるそうです。

 これよりあとでも元日に届くよう郵便局員さんたちは頑張ってくれますが、限度がありますよね。年賀状は早めに出すように心がけましょう。

年賀状

遅くても1月7日までに出すべし

 玄関に門松が飾られる期間を「松の内」と言い、1月7日までとされています。遅くなってしまった場合でも、なるべく1月7日までに出すことをおすすめします。1月8日以降の年賀状には「消印」が押されてしまう、というのも気になるポイントです。

 どうしても1月7日に間に合わなかった場合は、「年賀状」ではなく「寒中見舞い」としてご挨拶をしましょう。

年賀状の歴史

 年賀状の起源は古く、奈良・平安時代にまでさかのぼります。その変遷を見ていきましょう。

「年始回り」

 奈良・平安時代から、「年始回り」といって、新年に親類や知人のご挨拶にまわる習慣がありました。直接訪ねられない遠方には、手紙でご挨拶が行われることもありました。この手紙でのご挨拶が年賀状のもととなっていきます。

「年始回り」の簡略化

 江戸時代になると、「年始回り」も簡略化がすすみます。「謹賀新年」と書かれた「名刺」を相手宅の「名刺入れ」と呼ばれる箱に入れるだけのことも多くなっていきました。現在の年賀状にだいぶ近くなっていますね。

「郵便制度」の発達による年賀状郵送の増加

 明治時代に入って1871年に郵便制度が始まると、年賀状の郵送が増えていきます。1873年には「郵便はがき」が登場し、郵便で年賀状を送る人々が激増しました。

 元日の消印を求める人が多いため郵便局は混雑したので、現在のような年賀状専用の受付期間も定められました。

 戦時中は一時年賀状の枚数は減ったものの、戦後は復活。お年玉付きのものや絵入りのものも出始め、現在は写真入りも普通になっています。

「年賀状じまい」が増えている

 メールやSNSの普及、年賀状を出す層の高齢化などもすすみ、今年で年賀状を終わりにしようとする「年賀状じまい」も増えています。

 もしも「年賀状じまい」をしたい場合、相手方が年賀状を用意する12月までには連絡をしておきたいところです。

 年賀状印刷のおたより本舗さんでは「年賀状じまい」の文面も用意されているので、気になる方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

 年賀状は例年12月15日から受付開始で、2023年も12月15日(金)からです。元旦に届けたいなら、12月25日の最終集荷に間に合うようにポストに投函しましょう。

 また、年賀状は11月1日~1月10日頃まで買うことが出来ますが、コンビニやスーパーなどでは、人気の柄などは早めに売り切れてしまうことが多いので注意です。

 年明けに出す場合は、1月7日までに年賀状は出し、間に合わない場合は「年賀状」ではなく「寒中見舞い」としてご挨拶をしましょう。

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