【秘儀】透明ナイロン袋を使って上手にハエを取る方法【伝授】
藤村さき
ふろりあんず
ある台風の日、朝から路面電車は運休でした。
10時ごろから強風も吹き始めたのですが、なんと昼過ぎにはもう晴れました。
それで路面電車も動き始めて、再開一発目に乗ることが出来たんです。
天気は回復したといっても、それまで強風が吹き荒れていたわけですから、道や線路にはいろんなものが飛んで来てます。
運転士さんはそんな線路上を確認しながら進んでいました。
途中、急に電車が停まって運転士さんが電車から降りたので、何事かと思ってみていたら、どうやら線路上に木が落ちていたらしく、それを手でどけてから、また運転を再開していました。
いやあ、神経使いますね、運転士さんも。お疲れさまです。
その後は平和に進んでいったのですが、突然パリーンという音がして、私は見てしまいました。
路面電車についている後ろのミラーが、何かにぶつかって割れてちょっと落ちてました。
もともとミラーが変な向きに曲がっていたか、もしくは台風で曲がった標識的なものにぶつかったんだと思います。
10人ぐらい乗ってたと思うんですが、みんな気がついているのか気がついていないのか、誰も何も言いませんでした。
運転士さんも気が付いているのかいないのか、何も言いませんでした。
みんなしーっ。
騒いだ時点で、この電車は止まってしまうかも知れない。
みんなの暗黙の了解だったのかも知れません。
その後も別になにか不具合があったりするわけでもなく、ごくごく普通にはりまや橋に到着しました♪
私はそこで降りたので分かりませんが、多分そこからすぐに修理行きになったんじゃないかなあと想像しています。
はりまや橋では「この電車は故障したので後ろの電車に乗り換えてください」的なことがたまーにあるのです。
台風のときは、運転士さんもたいへんだなーと、思いました。
おわり♪