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「紙版」「電子書籍版」はどちらがいいの?

藤咲
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 ※この記事はわたしが別サイトで書いた記事に詳細を加えた記事になります。

「紙版」「電子書籍版」はどちらがいい?

 個人で楽しむなら、電子書籍がおすすめです。紙版はかさばるので、引越しが多い人や部屋の収納が少ない方には電子書籍が便利です。

 ただ、長期的な視点で見れば「紙版」の方が安心感があります。また研究者や家族兄弟で本を楽しみたい方など、目的や利用方法によっては紙版の方が向いています。

 「紙版」「電子書籍版」のメリットとデメリットをまとめてみましたので、参考にどうぞです。

紙版のメリットとデメリット

 紙版のメリットとしては「開きやすい」「実物が手元にある」「充電が要らない」ことです。「おまけがついてくる」こともありますね。

 紙版は見たい個所がすぐに開け、複数のページを開くのも簡単です。また、災害時など電気の使えない環境にも強いです。

 デメリットとしては「場所をとる」「保存場所や保存期間によって劣化する」「水害や火災に弱い」ことが挙げられます。

電子書籍のメリットとデメリット

 電子書籍版のメリットは「かさばらない」「スマホなどでどこでも読める」ことです。

 デメリットとしては「読みたい個所をすぐ探しにくい」「将来的に読めなくなる可能性がある」「充電がない非常時などには読めない」「修正箇所がアップデートで自動修正される」などです。

 将来的に読めなくなる可能性、というのは、電子書籍サービスを受けている媒体がサービス終了してしまったり、自分の電子書籍を使っている環境が変わってしまったりする可能性がある、ということです。

 手元に実物がないデジタルサービスなので、長期的にみれば、何らかの理由でデータが利用できなくなる可能性はかなり高いです。データの復元・複製も出来るのでしょうが、個人で利用するのは難しいかもしれません。

 次は「データの自動更新」です。修正などが自動で入るので、気が付いたら内容が少し変わっていることがあります。特に研究する人(あまりいないと思いますが)などは「版」も大事になってくるので、「紙版(特に初版)」をおすすめします。

 また、ときどき、スマホでは読みにくい書籍や、電子書籍では読みづらい編集になっている書籍もあるので、注意書きや第三者のレビューも参考にした方がいいと思います。

 ちなみにわたしは「電子書籍」が出ているものは全て「電子書籍」で購入しており、必要があれば両方買うつもりですが、今のところ両方買ったものはありません(買おうか迷っているものはいくつかある)。

長期的な視点でみれば「紙版」が安心

 ただ、長期的な視点でみれば、紙の書籍を購入した方が良いように思います。

 「電子書籍」は便利ですが、長期的には読めなくなってしまうリスクが高すぎます。「紙版」もいつかは読めなくなる日が来るでしょうが、「電子書籍」よりは寿命が長そうに思います。

まとめ

 紙の本はかさばるので、どうしても電子書籍の方が良いように感じます。

 しかしデータは媒体の停止や個人環境の変化などで読めなくなる可能性も高いため、大事な本は紙でも持っておくのが良いと思います。

 特に研究などをしている方は”版”も大事になってくるため、紙版(特に”初版”)を購入しておくのが良いですよね。

 何年たっても読むことができ、本人がいないときでも誰かに読ませることができる、何人にでも読ませられる、それが紙の本の良いところではないでしょうか。

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