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【2022】冷房はいつから?「室内温度28℃」と言われる理由は?「湿度」にも注意!!

毎年5月ぐらいになると、「暑いなあ」「そろそろ冷房を入れようかなあ」と思うものの、「まだ早いかなあ?」とも思っちゃいますよね。

みんなはいつぐらいから冷房を入れているのでしょう?

そして温度は何℃ぐらいがいいのでしょうか?

結論

使用は6月頃~9月頃までが多い

地域差はありますが、全体としては6月頃からエアコンを使い始め、9月頃まで使用する方が多いです。

時期は電力使用量からの推定です。

例年6月から消費電力が上がりはじめ、7~8月をピークに、9月から消費電力が下がり始めます。この傾向は家庭用エアコンが普及し始めた1970年頃から見られます。

厚生労働省の目安は「室温18℃以上28℃以下」(事業所)

厚生労働省が「事務所衛生基準規則」というものを出しています。

このなかでは、”事業所内では室温を18℃以上28℃以下にしましょう”となっています。「設定温度」ではなく「室内温度」というところがポイントです。

罰則などはない”努力目標”ですが、職場などではひとつの目安となりそうです。

環境省の推奨は「室温28℃」

環境省の推奨では、クールビズの観点から「室内温度28℃」が望ましいとされています(もう少し詳しく次の項で書いています)。

これも「設定温度」ではなく「室内温度」なので注意してください。

気温30℃・湿度70%を超えると熱中症にもなりやすいので、「いつから」にとらわれず、気温や湿度にあわせて冷房器具を使ってやってください♪

「室内温度28℃」の理由

ところでどうしてあちこちで「28℃」なの?という疑問がわきますよね。

理由となるものをふたつ紹介します。

a.「二酸化炭素排出量削減」の取り組みから

環境省の推奨では「室内温度28℃」が望ましいとされています。

その理由は、政府による「二酸化炭素排出量削減」の取組みにありました。

クールビズとあわせた施策

「室内温度28℃」の理由は、政府による国民運動「COOL CHOICE」の一環である「クールビズ」のなかで書かれていました。

「COOL CHOICE」というのは、地球温暖化対策のために、二酸化炭素などをなるべく減らす「賢い選択」をしていこうという取組みです。

その取組みのなかのひとつが「クールビズ」=「冷房に頼らず軽装で過ごすこと」です。

「COOL CHOICE」に関して詳しいことに興味のある方は、下の環境省URLをどうぞ。

猫がエアコンの下で休憩してるイラスト

b.その他研究論文

最適な睡眠=室温28℃(湿度:初期40%その後60%)

夏期の睡眠時における最適な冷房条件に関する実験的研究」(川島庸, 垣鍔直,2004年)によると、室温28℃(湿度は入眠初期時40%、その後は60%)における睡眠が最適であることが示唆されています。

「湿度」も暑さに影響する

「気温」に注目しがちですが、身体が感じる暑さには「湿度」も大きく影響してきます。

「湿度」が高いと汗が蒸発しにくいですよね。熱が体内にこもってしまいます。

ただし、「湿度」は低ければ良いというものではありません。「湿度」が低いとインフルエンザウィルス等も活動しやすくなりますし、喉や肌にもあまり良くありません。

湿度は50%~60%を目安にすると、過ごしやすいですよ♪

温度30℃・湿度70%を超えると熱中症になりやすい

温度30℃・湿度70%を超えると、熱中症の危険性も高くなります。

扇風機などを使って汗を蒸発させることで、体内にこもった熱を逃がすのも有効です。

最近では冷風機や卓上エアコンなどもありますね。

特に高齢になるほど、気温・体温の感覚がにぶくなってきます。自分でも知らないうちに熱中症になっている……なんてこともありえますので注意です。

また小さいお子さんも、体温調節が自分では上手くできない場合があるので注意が必要です。

「温度」が高いときは「冷房」を、「湿度」が高いときは「除湿」を

というわけで、「温度」が高い本格的な夏には「冷房」を、「温度」は高くないけど「湿度」が高い梅雨時などは「除湿を、するのが基本になります。

関連記事→「冷房」と「除湿」「ドライ」の違い

まとめ

要点をまとめると、

  • 冷房を使う時期は、6月頃~9月頃が多い
  • 二酸化炭素削減の方針から、環境省の推奨は「室内温度28℃」(設定温度ではない)
  • 「湿度」が高いと体感温度があがる
  • 「湿度」の目安は50~60%

となります。

気温が高いときには「冷房」を、湿度が高いときには「除湿」と使い分けて、快適な気分で暑い季節をのりきっていきましょう♪