【レビュー】レトルトパスタソース【まとめ】
藤村さき
ふろりあんず
桜餅は桜の葉で餅を包んだもの、と言えば簡単ですが、実はさまざまなバリエーションがあります。
大きく、関東風と関西風に分けることができます。
関東風はクレープ状に焼いた生地であんこを包んだもので、「長命寺(ちょうめいじ)」とも呼ばれます。
関東風ではこしあんが使われることが多いです。
関西風はもち米を乾燥してひいた道明寺粉を蒸してつくった餅であんを包んだもので、「道明寺(どうみょうじ)」とも呼ばれます。
関西風では粒あんが使われることが多いです。
桜餅に塩漬けの桜の葉が巻かれている場合、葉は食べても大丈夫です。
でももともとは香りづけや乾燥を防ぐために巻かれているものなので、食べる・食べないは好みで選んでもらえば良いとのことです。
店によっても見解は分かれていて、「生地とあんに合うよう葉を調整しているので食べて欲しい」という店もあれば、「どちらでも良い」というお店もあります。
「どちらでも良い」という店でも、「本体の味を楽しんでもらいたいので食べない方が良い」と考える職人さんがいたりもするので、お店でおすすめの食べ方を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
塩漬けの桜の葉に含まれる「クマリン」という成分は、食品添加物として認められておらず、肝毒性もあるため、食べすぎないようにしましょう。
最近では少なくなりましたが、プラスティック風の食べられない葉が巻かれていることもあるので、注意しましょう。