【高知】路面電車は何年もの?調べてみた【驚き】
高知で走っている路面電車って、乗ってみるとときどき「これ何年もの!?」って思ってしまうような古い車体がありませんか?
そのとおり、かなりな年代物なんです!古いのだと70年ぐらい前から走ってるんですよ!県外から来た人もびっくりしてました!
そこで今回は、路面電車の天井によく貼ってある「私の履歴書」というポスターをもとに、路面電車の経歴を探ってみようと思います。
各車両にはそれぞれ番号があるので、今回はそれをもとにすすめていきますね♪
600型 いちばんよくみかける

現在の主力車両らしいです。よく見かけます。
昭和32年から昭和39年にかけてつくられた車両らしく、約60~70年ものです!
昔ながらの草色と肌色の塗装のものや、とさでんカラーのものまで色々あります。アンパンマンなどの塗装もしてたりします。
内部は横一列になったえんじ色か緑色の座席、床は樹脂製のが多いと思います。わたしは床が木製の方が落ち着いてて好きです♪
608号
これは2020年6月現在、アンパンマンの塗装がしてあります。
「私の履歴書」によると、
- 東京都電で昭和28年から昭和53年まで走っていた7000系がモデル
- 昭和34年5月に土佐電鉄で生まれ、ずっと当地を走り続けている
- 鉄道線(後免町から安芸まで)にも、昭和49年3月の廃止まで乗り入れて走っていた
- 全長13.12メートル、定員67人、二輪ボギー車
とのことです。
昭和34年(1959年)から走っている!!!
60年越えです☆
609号
こちらの車両も2020年現在アンパンマンの塗装がなされています。
618号
とくに履歴書も貼ってなくて、普通としかいいようがない電車です(笑
621号
- 東京都電で昭和28年から昭和53年まで走っていた7000系がモデル
- 昭和36年(1961年)7月に土佐電鉄で生まれ、ずっと当社で走り続けている
- 鉄道線(後免町から安芸まで)にも昭和49年3月に廃止されるまで乗入れて走った
とのことで、高知生まれみたいですよ☆
625号
同じく「私の履歴書」によると、
- 東京都電で昭和28年(1953年)から昭和53年(1978年)まで走っていた7000系がモデル
- 昭和39年(1964年)3月に大阪のナニワ工機で生まれ、ずっと当地で走り続けている
- 鉄道線(後免町から安芸まで)にも、昭和49年(1974年)3月の廃止まで乗り入れて走っていた
- 全長13.12メートル、定員67人、二輪ボギー車
こちらもやはり60年越えですね!
500型
591号 南北線でしか見たことない
- 昭和32年4月生まれ
- 名古屋鉄道で平成17年3月まで走り、同年10月に当地に来た
- 名鉄時代のスカーレット一色塗り
- 全長12.3メートル、定員71人
ということで、車体が真っ赤なやつです♪内部は黄色っぽくて、少し広い感じがします。いっとき臭いがしてたんですが(!?)、今は大丈夫です(笑
1000型 南北線でよくみかける
1001号
これは座席が縦型になっている箇所がある路面電車ですね!
「私の履歴書」を見てみましょう♪
- 土佐電鉄開業77周年を記念して、昭和56年(1981年)12月に大阪のアルナ工機で生まれた
- 新型電車として当地を走っている
- 全長12.2メートル、定員68人、冷暖房全鋼製二軸ボギー車
新型となってますが約40年ものということですね!うーん、なかなか♪南北線でよく見かけますが、たまーに東西線も走ってます。
2000型 深緑の四角ぽい感じのやつ

- 平成12年(2000年)から運行
- 現在3両ある
ときどきみかけます。
のりごごちはけっこういいですよ☆
100型 超低床式ハートラム
- 平成14年から運行
- バリアフリー
あまり見かけませんが、途中に蛇腹の結合部があります。
乗り心地は静かですが、けっこう横揺れ幅が大きくて、ちょっと酔いそうになるかも知れません。
3000型 超低床式ハートラムⅡ
3001号
- 平成30年3月27日に運行開始
- バリアフリー
- 行き先表示に英語と日本語を表示
という令和2年現在最新の車両です☆
緑とオレンジのとさでんカラーで、縦型座席もあります。
乗り心地はけっこう柔らかな感じです。
難を言えば、向かい合わせの座席はお友達同士以外だと乗りにくいです……。
おわりに
とりあえずここまで。これからも随時更新していこうと思います☆